“ケアカフェ:O”とは、医療・介護・福祉従事者の集まりであり、これらの職種の方々が「顔の見える関係性」を構築できる場のことです。

カフェ形式でコーヒーを片手にドーナツなどを食べながら語り合う場なのですが、
「ケア」という文字がついているので、ただ集まって雑談するだけではありません。
日頃のケアに役立つテーマを、相談したり、話し合ったりする場です。
「ケアカフェ:O」の目的
“ケアカフェ”の目的は、地域ケアの質の向上です。
地域包括ケアができる地域社会を構築するために、職場以外で多職種で連携することを体験する場が必要になってきます。
なぜなら、仕事現場だとどうしてもこれまでの固定観念に縛られ、自分の業種に縛られてしまうからです。
新しい連携の発想がなかなか出てこないのですね。
しかし、「顔が見える関係性」ができている多職種のつながりがあれば、気軽に相談できたり、新しいマッチングができたり、様々な道が広がるでしょう。
ひいては、それが「利用者(患者)さん」にとっても最も重要なことだと、私は確信しております。
ケアカフェのメリットとは?
ケアカフェのメリットって、一体なんだと思いますか?
下記にほんの一例を挙げてみます。
- いろんな人の様々な考え方を知ることはできる
- 多くの知識が身につき、情報も収集できる
- カフェ形式で、話しやすく聞きやすい雰囲気がある
- 新しい発見や、未来に向かる仲間ができる
- 「顔の見える関係性」が作られる
などなど、ケアカフェにはたくさんのメリットがあります。
ケアカフェは、職種や普段の立場を離れて、上下関係も忘れて、互いに意見や考えを出し合う場です。
職場だと毎日同じメンバーで話し合うことになりますが、ケアカフェでは異なる背景を持った新しい仲間と会話するので、いつもと違った視点を持つこともできるし、新しい発想も浮かぶでしょう。
話しやすい雰囲気の場なので、いろいろ自分の考えをアウトプットできるし
多職種でつながるたくさんの機会を得ることができるでしょう。